JASCOはGSE(Ground Support Equipment=航空機地上支援機材)を自社で保有し、エンジン付き車両約200台、ドーリー(台車)約1500台を有しています。JASCOの整備士たちがこれらの点検・保守・整備を日々行い、各現場の従業員がグランドハンドリング業務を安全に遂行できるように、機材整備に専門技術を注ぎ込んでいます。
カーゴカート、トーイングトラクター、トラッシュカー、ハイリフトローダー、ベルトローダー、ウォーターカー、コンテナドーリーなど、グランドハンドリング業務に使用する全ての機材を対象に、安全・性能面の点検を徹底しています。さらには、乗客の皆さんにグランドハンドリングの作業風景を気持ちよく見ていただけるよう、車体の美化・ペイントにも繊細に気を配っています。
特殊車両を熟知したベテラン整備士をはじめ、チームで常に情報共有を怠らず、厳格な点検によって不具合やトラブルを未然に防いでいます。電動ハイリフトローダーの導入を検討するなど、脱炭素に向けて保有車両の電動化を積極的に推進するJASCOでは、点検・整備においても車両メーカーと連携しながら、最新の知識・技術を取り込んでいます。