運用管理と運航管理(フライトオペレーションコントロール)を担う部門です。ランプ業務、客室業務、貨物業務など、グランドハンドリングの各業務がスムーズに進むよう、航空会社や空港、各業務責任者とタイムリーに情報を受発信し、業務を統括しています。運航管理では航空機のウエイト&バランスなどを算出し、安全運航を支えています。
航空会社各社の運航状況を集約するとともに、各グランドハンドリング業務の業務指示や進捗状況、気象情報、フライトキャンセル等のイレギュラー時の対応などについて、各職場と無線でやりとりし、グランドハンドリング業務の遂行を管理しています。安全運航・定時運航のためには情報管理が重要となり、JASCO現業部門の中枢といえます。
乗客や手荷物、貨物、燃料など、フライトに積載する全ての部門から情報を集め、機体重量を試算します。そのうえで、ウエイト&バランスを算出して積載物の配置を決め、貨物搭載時の指針となる搭載指示書を作成します。刻々と更新されるデータと現場の状況を的確に把握・分析しながら、航空機が安全に離陸・航行できるようにコーディネートします。